生ごみから「チューリップ」を育ててみよう
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皆さんは、普段出しているごみについて考えたことはありますか。ごみ処理には多額の税金が使われており、ごみの中でも特に生ごみは大きな割合を占めています。そこで、稲沢市では生ごみを減らすために、お手軽でお金のかからない段ボールコンポストを推奨しています。
今回、段ボールコンポストで生ごみから作った堆肥を土に混ぜて、秋から春にかけてチューリップを育ててみました。皆さんも段ボールコンポストで生ごみの堆肥化をやってみませんか。また、自分の手で植物を育ててみませんか。

段ボールコンポストで生ごみを堆肥化

堆肥の完成品

11月20日(球根を植えます)


市販のチューリップの球根をお手製プランターに植えます。このプランターも廃棄予定だった乾電池の回収箱をリユースしたもの(画像左側)です。なお、プランターの中身は環境センターの花壇の土と生ごみからできた堆肥を3:1で混ぜたものとなります。なお、チューリップの球根は赤いものと白いものの2種類植えました。

3月1日(雪が降る中、芽が出ました)


チューリップを植えてから約3ヶ月以上しました。雪が降る中プランターをよく見ると芽が出ていました。チューリップは育つのに時間がかかりますね。ちなみに、チューリップは球根のうちは自然に任せておけば水やりは不要と耳にしましたので、水やりは行っていません。

4月6日(芽が伸びています)


プランターの中に5つ球根を植えましたが、真ん中の球根は赤い花の芽が確認できるようになりました。生ごみから作った堆肥の栄養分が真ん中に偏っていたのでしょうか。他の球根もぐんぐん芽が伸びています。

4月11日(赤いチューリップはこのような感じです)


プランターの真ん中のチューリップは、今にも咲きそうですね。特に関連はありませんが、右側の画像は環境センターの桜が咲いている様子です。きれいですね。あまり目にしたくない生ごみからきれいな花が咲くのはうれしいものです。

4月14日(白いチューリップは綺麗に咲きました)


白いチューリップは、見事に3輪咲きました。珍しいかたちですね。チューリップは花の種類によって咲く時期が異なるようです。球根が生きている限り次のシーズンもチューリップは咲くと耳にしました。その際は、また生ごみからできた肥料を入れて育ててみようと思います。

土(ピートモス・くん炭)をプレゼントしています!
資源対策課では、環境センター玄関で段ボールコンポストの土壌となるピートモス・くん炭を、段ボールコンポスト1回分(約15L)プレゼントしています。お渡しできる土壌に限りがございますので、興味があるかたは環境センターまでお越しください。(※来訪された市民のかた1人1回に限る)
あなたも生ごみを堆肥化してみませんか。また、生ごみ堆肥から植物を育ててみませんか。