親子でエコ料理教室を開催しました!
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~親子で学ぶエコ料理~
稲沢市では愛知文教女子短期大学と連携して、夏休み期間に、生ごみをなるべく発生させない調理方法を親子で学ぶ「親子でエコ料理教室」を開催しています。今回は4年ぶりに開催することができ、14組の方々に参加していただきました。
「エコ料理」とは、まだ食べられる食品を捨てず、上手にアレンジして調理することで、いつもは余って捨ててしまうものもおいしく食べられ、食品ロスをなくす調理方法です。これによって家から出る生ごみが減り、毎回のごみ出しが楽になるだけでなく、嫌な臭いに悩まされることも少なくなります。

生ごみと食品ロスについて学びました
はじめに「ごみとしげんのはなし」を聞きました。稲沢市の令和2年度のごみの中で最も多いのは可燃ごみ、その中でも生ごみが44%を占めているとのことでした。生ごみにはまだ食べられる食品がたくさん含まれており、日本全国では523万トンにもなると言われています。食べられる食品を捨ててしまうと、その処理に多額の税金が使われます。食品ロスを減らすために、食材は使い切る、食べ残さない等に気を付けましょう。



エコ料理の説明と実演をしていただきました
調理に入る前に、愛知文教女子短期大学の先生と小学生の参加者とで食材を切って、調理くず(食べずに捨てる部分)をどれだけ少なくできるかを競いました。
それから、食材を車や船で運ぶためにも燃料が使われ、二酸化炭素が排出されるため、環境に負荷がかかることも学びました。



みんなで一緒にエコ料理に挑戦!
参加者は班に分かれて調理を始めました。子どもたちを中心にお母さんやおばあちゃんも、楽しく料理と生ごみの減量にチャレンジです。調理くずをなるべく少なくできるように気をつけながら、一生懸命野菜を切りました。保護者のかたもそんな子どもたちを見守りながら楽しく調理をし、上手に役割分担されていました。学生ボランティアのお姉さんのお手伝いもあり、スムーズに進めることができました。



エコ料理の完成!
本日のメニューは、夏野菜と残りおかずのカレー、こんにゃくナン、野菜とこんにゃくのタルタルサラダ、お楽しみデザートです。こんにゃくは、余った時に使い道に困る食材ですが、今回はそんなこんにゃくを使ったメニューを3つも作りました。



それでは、みんなで「いただきます!」
子どもたちの「いただきます!」のあいさつで昼食をとりました。こんにゃくナンやデザートはこんにゃくが使われているとはすぐに分からない出来栄えでした。



料理から出た生ごみを段ボールコンポストへ
どれだけエコに気をつけても、調理の際にはどうしても調理くずが出てしまいますが、この調理くずを可燃ごみに出さず段ボールコンポスト(生ごみ堆肥化容器)に投入してもらいました。皆さんも調理くずを可燃ごみとして出すのではなく堆肥化し、資源の循環について考えていただければと思います。
みなさんもエコ料理で生ごみダイエットを始めてみませんか。