令和5年度予防接種を受けよう(子ども)
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予防接種は体調の良いときに受けるのが原則です!
接種を予定していても、風邪をひいているなど、体調の悪いときは延期しましょう!
予防接種を受けに行く前に、冊子「予防接種と子どもの健康」をよく読んでください。

予防接種の注意事項

予防接種を受けられない方。
- 明らかに発熱している方(会場で測った体温が37.5℃以上の場合)
- 次の病気が治ってから所定の間隔が空いていない方
・麻しん:4週間
・風しん・おたふくかぜ・水痘:2~4週間
・手足口病・突発性発疹・りんご病:1~2週間 - 医師が不適当な状態と判断した方
- その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分で、アナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな方

次の場合は事前に主治医に相談してください。
- 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある方
- 接種する2週間以内に薬を飲んでいる方

持ち物
- 母子健康手帳、予診票(ボールペンで記入)

接種後の一般的注意
- 予防接種を受けた後、まれに、急な副反応が起こることがあります。
・受けた後30分間は、接種場所等でお子さんの様子を観察しましょう。
・生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現に注意しましょう。
・注射部位のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があった場合、接種医師に相談してください。
その後、保健センター(0587-21-2300)へご連絡ください。 - 入浴は差し支えありませんが、接種部位をこすることは避けましょう。
- 接種当日は、激しい運動は避けましょう。

接種間隔
接種間隔は次のとおりです。

あくまでも異なるワクチン間の接種間隔についてですので、同一ワクチンを複数回接種する際の接種間隔は各ワクチンの接種間隔に従います。
なお、医師が必要と認める場合には、同時接種を行うことができます。

ワクチンの種類

不活化ワクチン
- B型肝炎/ヒブ/肺炎球菌(小児・高齢者)
- 4種混合(DPT-IPV)/ポリオ
- 日本脳炎/ジフテリア・破傷風(DT)
- HPV/インフルエンザ(任意)

生ワクチン
- BCG/麻しん・風しん(MR)
- 麻しん/風しん/水痘
- ロタウイルス
- おたふくかぜ(任意)

備考
同じワクチンの回数と間隔は、各ワクチンの接種方法をご参照ください。

個別予防接種実施医療機関

医療機関で行う予防接種(子ども)
稲沢市内の実施医療機関(表1)で実施します。希望する医療機関に予約をしてお出かけください。
お子さまが、長期療養や入院、海外渡航等により、通常とは異なる方法で接種を希望される場合や、市外のかかりつけの医療機関(県内のみ)で接種を希望される場合は、接種前に、保健センターへご連絡ください。(手続きには一定の期間を要します。)

インフルエンザ(任意)
市内在住の中学3年生に限り、インフルエンザ予防接種にかかる費用を一部助成します。
※市外接種の場合には助成の対象外です

対象者
市内在住の中学3年生

実施期間
令和5年10月15日(日曜)~令和6年1月31日(水曜)

実施場所
市内医療機関(実施医療機関の一覧表を予診票と一緒にお渡しします)

助成額
2,000円(1回目接種のみ。2回目以降は全額自己負担)
※実施期間外での接種は全額自己負担となります

持ち物
母子健康手帳
予診票(学校を通じてお渡しします。市外通学者には郵送します)

おたふくかぜ(任意)
稲沢市では令和4年度より、おたふくかぜの任意予防接種を受ける方を対象に、接種費用の一部を助成しています。
おたふくかぜは、ムンプスウイルスの飛沫感染により起こります。ウイルスに感染すると、増殖したウイルスが全身に広がり、各臓器に病変を起こします。主な症状は耳下腺の腫脹です。無菌性髄膜炎や脳炎、膵炎などを合併することがあり、特に難治性の難聴合併への注意が必要です。
おたふくかぜの予防接種はムンプスウイルスを弱毒化した注射の生ワクチンを使用します。ワクチン接種後の抗体陽転率は90%以上といわれています。ワクチンを接種していたにもかかわらず発症する人もいますが、そのほとんどは症状が軽くすんでいます。
※市外接種の場合には助成の対象外です

対象者
市内在住の満1歳から2歳未満児
※実費公費にかかわらずおたふくかぜ予防接種を一度でも接種したことがある者は対象外です。

助成額
2,000円

実施場所
市内医療機関

接種方法
市内の指定医療機関に予約をし、母子健康手帳と予診票を持参の上、接種を受けてください。
医療機関の定めるおたふくかぜワクチン接種費用から、市の助成額(2,000円)を差し引いた金額を、医療機関の窓口でお支払いください。

注意事項
接種する前に、必ず母子健康手帳をご持参の上、稲沢市健康推進課(保健センター窓口)に来所してください。予診票を交付します。
※母子健康手帳がない場合接種歴を確認することができず、予診票を配布出来ませんのでご注意ください。
事前に予診票の交付を受けていない場合は、全額自己負担になります。
接種による健康被害が生じたときは、医薬品副作用被害救済制度および稲沢市予防接種事故災害補償規則に定める助成の対象となります。

ロタウイルスワクチン
ロタリックスもしくはロタテックのどちらかを選択し、同じワクチンを接種してください。(途中でワクチンの種類は変更できません)
月齢3か月頃以降に接種すると、腸重積症の発症者が増加することが報告されているため、15週0日以降の初回接種はお勧めしません。

ロタリックス
- 対象者
生後6週~24週未満児 - 接種回数と標準的な間隔
2回(経口接種)
・1回目:生後14週6日までに1回
・2回目:1回目から27日以上あけて1回

ロタテック
- 対象者
生後6週~32週未満児 - 接種回数と標準的な間隔
3回(経口接種)
・1回目:生後14週6日までに1回
・2回目:1回目から27日以上あけて1回
・3回目:2回目から27日以上あけて1回

B型肝炎

対象者
生後2か月~1歳未満児

接種回数と標準的な間隔
3回
- 2回目:1回目から27日以上あけて1回
- 3回目:1回目から20週以上あけて1回
※1回目から20週目の同じ曜日で接種可能

ヒブ(インフルエンザ菌b型)

対象者
生後2か月~5歳未満児
なるべく、生後2か月から6か月の間に接種をはじめ、1歳までに初回接種を済ませましょう。

接種回数と標準的な間隔
- 生後2~6か月児
・初回:間が27~56日までの間隔で3回
・追加:初回終了後、7~13か月の間に1回 - 生後7~11か月児:初回2回+追加1回
- 1歳児以上:1回

肺炎球菌(小児用)

対象者
生後2か月~5歳未満児
なるべく、生後2か月から6か月の間に接種をはじめ、1歳までに初回接種を済ませましょう。

接種回数と標準的な間隔
- 生後2~6か月児
・初回:間が27日以上の間隔で3回
・追加:初回終了後、60日以上あけて1歳以降1歳3か月までに1回 - 生後7~11か月児:初回2回+追加1回
- 1歳児:60日以上の間隔で2回
- 2歳児以上:1回

4種混合(DPT-IPV)ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ

対象者
生後2か月~7歳6か月未満児
※令和5年3月31日までは生後3か月~7歳6か月未満児

接種回数と標準的な間隔
- 1期初回:間が20~56日までの間隔で3回
- 1期追加:3回目接種から1年~1年6か月の間に1回

BCG

対象者
生後5か月~8か月未満児(1歳未満であれば接種できます)

接種回数と標準的な間隔
1回

麻しん・風しん(MR)

1期
- 対象者
1歳~2歳未満児 - 接種回数と標準的な間隔
1回

2期
- 対象者
小学校入学前1年間に相当する児(平成29年4月2日~平成30年4月1日生) - 接種回数と標準的な間隔
1回

風しん

対象者
麻しん・風しん(MR)と同様
※麻しんにかかったお子さまに限ります。

接種回数と標準的な間隔
麻しん・風しん(MR)と同様

水痘(水ぼうそう)

対象者
1歳~3歳未満児
※水痘にかかったお子さまは対象外です。

接種回数と標準的な間隔
- 1回目:1歳~1歳3か月未満で1回
- 2回目:1回目終了後、半年~1年の間に1回

日本脳炎

1期
- 対象者
3歳~7歳6か月未満児 - 接種回数と標準的な間隔
・1期初回:間が6~28日までの間隔で2回
・1期追加:2回目接種から11~13か月後に1回

2期
- 対象者
9歳~13歳未満の方 - 接種回数と標準的な間隔
1回(小学4年生に学校を通じてお知らせします。)

日本脳炎特例措置

平成15年4月2日~平成19年4月1日生まれの方
20歳未満まで1期・2期に相当する未接種分を無料で接種できます。

ジフテリア・破傷風(DT)

対象者
11歳~13歳未満の方

接種回数と標準的な間隔
1回(小学6年生に学校を通じてお知らせします。)

HPV

対象者
小学6年生~高校1年生に相当する女子(平成19年4月2日~平成24年4月1日生)

接種回数と標準的な間隔
ワクチンは3種類あり、年齢、ワクチンの種類により接種間隔や回数が異なります。また、同一のワクチンを使用する必要があります。
- サーバリックスを使用した場合(3回)
2回目:1回目接種から1か月後に1回
3回目:1回目接種から6か月後に1回
ただし、上記方法をとることができない場合は、1月以上の間隔をおいて2回行った後、1回目の接種から5月以上、かつ2回目の接種から2月半以上の間隔をおいて3回目を行う。 - ガーダシル・シルガード9(15歳以上)を使用した場合(3回)
2回目:1回目接種から2か月後に1回
3回目:1回目接種から6か月後に1回
ただし、上記方法をとることができない場合は、1月以上の間隔をおいて2回行った後、2回目の接種から3月以上の間隔をおいて3回目を行う。 - シルガード9(15歳未満)を使用した場合(2回)
2回目:1回目接種から6か月後に1回
HPVワクチンの積極的勧奨の差控えにより、接種機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、定期接種の特例として、令和4年度より、定期接種の対象者を越えて接種が可能となります。