災害時の一般廃棄物処理および下水処理に係る相互応援に関する協定の締結
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稲沢市は、愛知県、県内の市町村、一部事務組合、流域下水道管理者、公共下水道管理者との間で「災害時の一般廃棄物処理および下水処理に係る相互応援に関する協定」を締結しました。
東日本大震災では、仮設トイレのし尿処理ができずに不衛生な状態が続いたり、上下水道が被災し水洗トイレの使用ができず、マンホールからも下水があふれ出たりする状況が発生しました。この時、バキュームカーによる仮設トイレのし尿汲み取りは、車や人員の手配、受け入れ体制、道路状況の悪化等により迅速に処理することができず、大規模災害時の大きな課題となりました。その後、し尿処理は被災していなかった内陸にある広域事務組合等が連携して処理にあたり、衛生状態は大きく改善しました。
このため、これまでのごみ・し尿に係る「一般廃棄物処理に係る災害相互応援に関する協定」を見直し、新たに下水道を加えて下水道処理施設相互や、し尿処理施設と下水道処理施設相互に応援できる体制を整える協定を締結することになりました。
これにより、仮設トイレのし尿等を、被災していないし尿処理施設や下水処理施設で処理することができるようになります。
協定発効日 平成26年1月1日
