稲沢市平和の桜 54 淡墨桜
- [更新日:]
- ID:1261



名称
淡墨桜(うすずみざくら)

解説
この淡墨桜は、岐阜県本巣市(旧根尾村)にある樹齢1500年余のエドヒガンの巨大桜である。
今をさかのぼること1500年あまり前、皇位継承争いにより、美濃の山里根尾谷に隠れ住んでいた継体天皇が都へ戻ることになったとき、住民との別れを惜しみ、お手植えされたとも言われている。国の天然記念物に指定されている。
花は蕾のときは、薄いピンク色、満開に至っては白色、散りぎわに淡い墨を引いたような色になることから、この名前がついたと言われている。花弁数は5枚、開花期は4月中旬である。
なお、本市の桜は、昭和63年旧根尾村より、淡墨桜の実生の子桜が寄贈されたものである。
(岐阜県本巣市教育委員会資料より)

代表的な植栽場所
平和町体育館庭園内
