稲沢市平和の桜 51 松月
- [更新日:]
- ID:1258



名称
松月(しょうげつ)

解説
枝は横に拡がり、樹冠※は傘形となる落葉小高木で、高さは4~5mとなる。花は淡紅色だが(外弁は帯紅色、内弁は白色)、満開後は白っぽくなる。花径4.5~5.0cm、花弁はうすく23~35枚あり広円形~円形で大小不同、大弁は長さ2.0~2.3cm、幅2.0~2.2cmあり、先端は大きく2裂するか多裂し、重ねは厚い。開花期は4月下旬である。
本種はサトザクラの代表的品種で、花つきはよく、非常に優美である。耐暑性はかなりあり、九州久留米地方で育っている。
※樹冠:樹木の上部の、枝・葉の茂っている部分。
(「日本の桜」解説 川崎哲也、写真 木原浩・奥田實、山と渓谷社、1993年より)

代表的な植栽場所
旧平和支所南
