稲沢市平和の桜 35 塩釜桜
- [更新日:]
- ID:1242



名称
塩釜桜(しおがまざくら)

解説
宮城県塩釜市の鹽竈(しおがま)神社にある国の天然記念物に指定された名桜である。花の咲き始めは淡紅色で晩期に紅色が強くなる。花弁数は35~50枚の八重咲きで縦に皺が入り、先端には浅い切れ込みが鋸歯状に入る。雌しべは葉化し1~2稀に3本となる。開花期は4月中旬である。
天然記念物の原木は、昭和34年枯死のため指定解除となったが、昭和43年4月に鹽竈(しおがま)桜保存会が結成され、桜守と呼ばれた第15代佐野藤右衛門氏の指導を仰ぎ育苗に努め、昭和62年12月17日に国指定天然記念物に再指定された。サトザクラの栽培品種である。
(鹽竃神社 品種解説より)

代表的な植栽場所
日光川桜づつみ小公園
