稲沢市平和の桜 34 兼六園菊桜
- [更新日:]
- ID:1241



名称
兼六園菊桜(けんろくえんきくざくら)

解説
直立する落葉高木で高さ8~15m、直径30~40cmとなる。花は淡紅色。開きはじめは紅色、満開後は淡紅白色となる。花径は、3.0~4.5cmでほぼ球形。花弁数は300~350枚、開花期は4月下旬~5月上旬である。
金沢市の兼六園にある菊桜系の名木は、日本の桜のうちで最も弁数が多い。昭和3年天然記念物に指定された古木は、昭和46年に枯死し、指定は解除された。その隣りに佐野藤右衛門氏が原木から穂木を取り、接木したものが植えられており開花する。また、氏により繁殖栽培がなされた。
(『日本のサクラ』本田正次・林弥栄著、誠文堂新光社、昭和50年より)

代表的な植栽場所
日光川桜づつみ小公園
