稲沢市平和の桜 32 市原虎の尾
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名称
市原虎の尾(いちはらとらのお)

解説
斜上する落葉小高木で、高さは4~5m、直径10~15cm。花は淡紅白色だが満開時は白色、花弁数は35~40枚。花径は3.5~4.0cm。弁の長さは1.3~1.7cm、幅1.0~1.2cmで長楕円形となり、先は2裂または不規則に割れる。開花期は4月中旬~下旬である。
京都洛北の市原にあり、花梗※はやや短く、枝に花の咲く様子がトラの尾のようなので、大谷光瑞師が命名したものであるという。
※花梗:花軸から分かれ出て、その先端に花をつける小さな枝。花柄ともいう。
(「日本の桜」解説 川崎哲也、写真 木原浩・奥田實、山と渓谷社、1993年より)

代表的な植栽場所
日光川桜づつみ小公園
