稲沢市平和の桜 19 奈良八重桜
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名称
奈良八重桜(ならやえざくら)

解説
直立する落葉高木で、高さ10~15m、直径20~30cmとなる。花は淡紅色だが満開時は白っぽくなる。花径は2.5~3.5cm、花弁数は30~35枚である。開花期は4月下旬~5月上旬である。
カスミザクラの園芸品種と推定され、日本で最も古くからあり、「いにしへの奈良の都の八重桜今日九重ににほひぬるかな」とうたわれ奈良知足院、奈良公会堂、京都桂離宮に名木がある。近年、奈良公園にはたくさん植えられており、現在よく開花する。「奈良桜」ともいわれる。
(「日本の桜」解説 川崎哲也、写真 木原浩・奥田實、山と渓谷社、1993年より)

代表的な植栽場所
日光川桜づつみ
