稲沢市平和の桜 18 普賢象
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名称
普賢象(ふげんぞう)

解説
直立する落葉高木で、高さは8~15m、直径30~50cmとなる。花ははじめは淡紅色、のち淡灰白色となり、ナデシコ※咲きとなる。花弁数は30~35枚、花径は4.0~5.0cmあり豊麗である。開花期は4月下旬である。
この普賢象は室町時代から知られている最も古いサトザクラの代表的品種である。別名を「普賢堂」という。「普賢象」の名は花の中心部にある2枚の緑色の葉が外側に曲がり、普賢菩薩の乗っているゾウの鼻に似ていることによる。
※ナデシコ:秋の7草の1つで、ナデシコ科の植物。
(『日本のサクラ』本田正次・林弥栄著、誠文堂新光社、昭和50年より)

代表的な植栽場所
日光川桜づつみ
