稲沢市平和の桜 15 駿河台匂
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名称
駿河台匂(するがだいにおい)

解説
直立し、枝条は多少上向する落葉高木で、高さは8~12m、直径30~35cmとなる。花は白色で芳香がある。花径は3.5~4.0cm、花弁数は5枚、ときに1~3個の旗弁※1説明がある。中肋(ちゅうろく)※2説明にそってしわがあり、先端は2裂または多裂する。開花期は4月下旬で匂いザクラの代表品種である。
本種は江戸駿河台の、ある庭園に生じたことからこの名が生まれた。
※1旗弁:左右相称で蝶に似た形の花で、上方にある1枚の花びら。旗を立てたような形なのでいう。
※2中肋:葉の中央を走る太い葉脈。
(「日本の桜」解説 川崎哲也、写真 木原浩・奥田實、山と渓谷社、1993年より)

代表的な植栽場所
日光川桜づつみ
