稲沢市平和の桜 09 手弱女
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名称
手弱女(たおやめ)

解説
直立する落葉高木で、高さは8~10m、直径30~40cmとなる。花は淡紅色で花径は4.3~4.5cmの大輪。花弁数は15~25枚で内に抱えるような形となり筋がある。花弁片は長さ幅とも2.0~2.3cmあり、ほぼ円形で先は2裂する。旗弁※は1花に2~3枚ある。開花期は4月中旬~下旬である。
本種は京都平野神社境内にある代表的な名桜で美しい。耐寒性が強く、北海道の松前地方でもよく育ち開花する。
※旗弁:左右相称で蝶に似た形の花で、上方にある1枚の花びら。旗を立てたような形なのでいう。
(「日本の桜」解説 川崎哲也、写真 木原浩・奥田實、山と渓谷社、1993年より)

代表的な植栽場所
日光川桜づつみ
