平成29年度決算状況
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- ID:760
平成29年度の決算状況は次のとおりです。なお、1万円未満は四捨五入して掲載しています。

一般会計

歳入
款 | 決算額 | 構成比 |
---|---|---|
市税 | 216億4,341万円 | 48.1% |
国庫支出金 | 49億6,431万円 | 11.0% |
地方交付税 | 34億3,412万円 | 7.6% |
県支出金 | 27億7,244万円 | 6.2% |
市債 | 26億3,930万円 | 5.9% |
地方消費税交付金 | 25億3,827万円 | 5.6% |
繰越金 | 21億2,643万円 | 4.7% |
その他 | 49億1,503万円 | 10.9% |
合計 | 450億3,331万円 | 100.0% |


市税の内訳
- 固定資産税
102億1,484万円 - 市民税
94億3,699万円 - 都市計画税
8億7,631万円 - 市たばこ税
8億5,088万円 - 軽自動車税
2億6,439万円 - 市税合計
216億4,341万円
※都市計画税は、公園整備事業費、都市排水路整備事業費、土地区画整理事業費、下水道事業費および都市計画事業債の元利償還金に充当しています。

歳出
款 | 決算額 | 構成比 |
---|---|---|
民生費 | 167億9,662万円 | 39.3% |
土木費 | 57億7,891万円 | 13.5% |
総務費 | 43億6,041万円 | 10.2% |
公債費 | 40億2,353万円 | 9.4% |
教育費 | 40億1,915万円 | 9.4% |
衛生費 | 39億3,377万円 | 9.2% |
その他 | 38億2,799万円 | 9.0% |
合計 | 427億4,038万円 | 100.0% |


一般家庭の家計簿に例えてみると
平成29年度一般会計の決算を、年収500万円の一般家庭の家計に例えてみました。
稲沢市の平成29年度一般会計決算では 項目 | 稲沢市の平成29年度一般会計決算では 金額 | 年収500万円の家庭の家計簿では 項目 | 年収500万円の家庭の家計簿では 金額 | 割合 |
---|---|---|---|---|
市税、地方譲与税、交付金など | 252億2,362万円 | 給料などの基本的な収入 | 280.1万円 | 56.0% |
地方交付税、国・県支出金など | 112億8,727万円 | 親などからの援助 | 125.3万円 | 25.1% |
分担金および負担金、使用料など | 15億3,944万円 | パート・家賃収入など | 17.1万円 | 3.40% |
繰入金 | 12億1,962万円 | 預金の引き出し | 13.5万円 | 2.70% |
繰越金 | 21億2,643万円 | 前年の残金 | 23.6万円 | 4.70% |
諸収入など | 9億9,763万円 | 雑収入 | 11.1万円 | 2.20% |
市債 | 26億3,930万円 | 金融機関からの借り入れ | 29.3万円 | 5.90% |
合計 | 450億3,331万円 | 合計 | 500万円 | 100.00% |
稲沢市の平成29年度一般会計決算では 項目 | 稲沢市の平成29年度一般会計決算では 金額 | 年収500万円の家庭の家計簿では 項目 | 年収500万円の家庭の家計簿では 金額 | 割合 |
---|---|---|---|---|
人件費、物件費 | 142億3,903万円 | 食費・日用品などの生活費 | 158.1万円 | 31.6% |
扶助費 | 101億3,640万円 | 医療費・教育費など | 112.5万円 | 22.5% |
公債費 | 40億2,353万円 | ローンの返済 | 44.7万円 | 8.9% |
維持補修費 | 6億1,126万円 | 家屋や家電品などの修理 | 6.8万円 | 1.4% |
補助費等や出資金、貸付金 | 46億8,038万円 | 友人などへの援助 | 52.0万円 | 10.4% |
積立金、予備費 | 10億6,973万円 | 預金 | 11.9万円 | 2.4% |
繰出金 | 41億1,458万円 | 子どもへの仕送り | 45.7万円 | 9.1% |
投資的経費 | 38億6,547万円 | 家屋の増改築・車の購入など | 42.9万円 | 8.6% |
歳入歳出差引 | 22億9,293万円 | 翌年度へ繰り越し | 25.4万円 | 5.1% |
合計 | 450億3,331万円 | 合計 | 500万円 | 100.0% |

特別会計
会計名 | 歳入決算額 | 歳出決算額 | 翌年度へ 繰り越すべき財源 | 実質収支額 |
---|---|---|---|---|
国民健康保険 | 153億113万円 | 148億3,524万円 | 0円 | 4億6,589万円 |
介護保険 | 88億194万円 | 83億7,938万円 | 0円 | 4億2,256万円 |
後期高齢者医療 | 30億7,928万円 | 30億2,854万円 | 0円 | 5,074万円 |
祖父江霊園事業 | 1,426万円 | 1,230万円 | 0円 | 196万円 |
農業集落排水事業 | 1億7,245万円 | 1億6,857万円 | 0円 | 388万円 |
コミュニティ・プラント事業 | 2,066万円 | 794万円 | 0円 | 1,272万円 |
稲沢西土地区画整理事業 | 6億5,997万円 | 3億2,273万円 | 3,360万円 | 3億364万円 |
下津陸田土地区画整理事業 | 1億8,013万円 | 4,758万円 | 0円 | 1億3,255万円 |
合計 | 282億2,982万円 | 268億228万円 | 3,360万円 | 13億9,394万円 |

企業会計

病院事業
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
収益的収入 | 64億6,753万円 | |
収益的支出 | 70億5,966万円 |
差引額:-5億9,213万円
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
資本的収入 | 6億3,042万円 | |
資本的支出 | 7億1,240万円 |
差引額:病院事業の資本的収入額が資本的支出額に不足する額8,198万円は、減債積立金、建設改良積立金等で補填しました。

業務量
- 患者数(入院)
66,613人(182.5人/日) - 患者数(外来)
138,059人(565.8人/日) - 計
204,672人 - 外来診療日数
244日 - 許可病床数
320床 - 稼働病床数
274床

水道事業
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
収益的収入 | 28億8,078万円 | |
収益的支出 | 20億7,989万円 |
差引額:8億89万円
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
資本的収入 | 3億7,239万円 | |
資本的支出 | 28億7,484万円 |
差引額:水道事業の資本的収入額が資本的支出額に不足する額25億245万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填しました。

業務量
- 年度末給水人口
137,096人 - 年度末給水栓数
57,021栓 - 配水量
15,605,727㎥(42,755㎥/日) - 給水量
14,253,924㎥(39,052㎥/日) - 有収率
91.3% - 供給単価
165.39円 - 給水単価
123.72円

公共下水道事業
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
収益的収入 | 18億9,956万円 | |
収益的支出 | 18億6,485万円 |
差引額:3,471万円
科目 | 収入決算額 | 支出決算額 |
---|---|---|
資本的収入 | 12億9,821万円 | |
資本的支出 | 20億3,210万円 |
差引額:公共下水道事業の資本的収入額が資本的支出額に不足する額7億2,513万円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填しました。

業務量
- 排水処理区域内人口
56,908人 - 総排水量
5,150,798㎥ - 一日平均排水量
14,112㎥

平成29年度に取り組んだ主な事業は
子育て支援対策では、第1子の基準を中学3年生以下とした第2子(市民税所得割額57,700円未満の世帯)を対象に、保育料および幼稚園授業料を無償化するとともに、長野子育て支援センターを開設したほか、下津地区の子どもの増加に対応するため、下津保育園増室、下津第2児童クラブ開設などを行いました。また、0~2歳児の受け入れ先を確保するため、小規模保育施設整備事業を実施しました。
学校教育施設整備では、学習環境改善のため、中学校空調設備(エアコン)整備に係る設計を実施するとともに、生徒の悩みや不安解消のため、祖父江中学校などに心の教室相談員を配置しました。
都市基盤整備では、都市と緑のマスタープラン策定事業に着手するとともに、市道00-225号線、木曽川堤防線、拾町野横断線、幹線道路舗装補修、生活道路等補修などの道路整備事業、中大通線、木全池部線、木全桜木線などの街路整備事業、西町公園整備、稲沢西地区1号公園の設計などの公園整備事業に取り組みました。また、小学校通学路の安全確保を図るため、通学路交通安全プログラム事業を実施するとともに、市有地B街区の有効活用について調査・検討を行いました。
防災・減災対策では、さくら館、勤労青少年体育センターおよび平和分署を耐震化するための設計を行うとともに、耐震性のない住宅の除却を促進するため、住宅除却費補助制度を創設しました公共施設の再編では、旧祖父江支所および旧平和支所解体工事に係る設計を行うとともに、災害対策と福祉の拠点となる新分庁舎の基本設計等を実施しました。また、子育て支援の中核となる中央子育て支援センターと明治スズラン児童センターが一体となった複合施設を整備するための設計を行うとともに、建設予定地である明治プールの解体工事を実施しました。
総務関係では、新たなまちづくりの指針となる稲沢市ステージアッププランを策定したほか、市民活動団体の自発的な活動の推進および活性化を図るため、公募型補助金を導入するとともに、安心して参加できる出会いの場を提供するため、結婚活動支援事業を行いました。
福祉関係では、生活困窮世帯の中学生を対象に学習支援事業(ブリッジルーム)を拡大するとともに、視覚障害者の方が単独で歩く訓練を行うため、視覚障害リハビリテーションワーカー歩行訓練士を派遣する歩行訓練事業を行ったほか、軽度・中等度の難聴児を対象に補聴器の購入と修理費用の助成を実施し、障害者福祉の充実に努めました。
衛生関係では、快適で住みよいまちづくり条例に基づき、JR清洲駅東側駅前一帯を路上喫煙禁止区域に指定するとともに、温室効果ガス削減を推進するため、住宅用リチウムイオン蓄電システム設置費補助を拡充しました。農業関係では、祖父江ぎんなんのさらなるブランド化の強化・確立のため、(仮称)イチョウ見本園整備に向けた整備構想を策定するとともに、新規就農者を支援するため、農業人材力強化総合支援事業費補助を拡充し、農業振興に努めました。
商工関係では、企業の誘致、雇用創出を図るため、第2期平和工業団地開発事業を推進するとともに、市内企業の流出防止と雇用の維持拡大のため、市内企業再投資促進補助を実施したほか、新たな観光施策の指針となる第2次稲沢市観光基本計画を策定しました。
消防関係では、稲沢東分署の高規格救急自動車および第7・8分団の消防ポンプ自動車の更新を行い、消防設備の強化を図るとともに、避難所に指定されている小中学校などに応急給水栓を設置し、災害時の水の確保に努めました。
教育関係では、子どもの読書活動を推進するため、小中学校32校を対象に配本サービス事業を実施するとともに、稲沢西中学校運動場をグリーンサンド化したほか、平成30年度実施の奨学資金交付事業に向けて、久納奨学基金を創設し、教育環境の整備に努めました。また、市民球場トイレ棟等整備を実施し、スポーツ環境の向上に努めました。

市債現在高状況(平成30年3月31日現在)

一般会計
目的 | 金額 | 構成比 |
---|---|---|
臨時財政対策債 | 217億7,785万円 | 52.3% |
教育債 | 61億6,084万円 | 14.8% |
土木債 | 60億7,305万円 | 14.6% |
衛生債 | 31億7,022万円 | 7.6% |
消防債 | 15億2,405万円 | 3.7% |
民生債 | 13億7,461万円 | 3.3% |
減税補填債 | 6億9,792万円 | 1.7% |
農林業債 | 6億9,604万円 | 1.7% |
労働債 | 1億850万円 | 0.3% |
商工債 | 1,910万円 | 0.0% |
合計 | 416億218万円 | 100.0% |
借入先 | 金額 | 構成比 |
---|---|---|
財務省 | 236億6,975万円 | 56.9% |
市中銀行・その他金融機関 | 111億5,630万円 | 26.8% |
地方公共団体金融機構 | 30億9,422万円 | 7.5% |
株式会社かんぽ生命保険・ゆうちょ銀行 | 28億8,012万円 | 6.9% |
愛知県市町村振興協会 | 7億5,818万円 | 1.8% |
愛知県市町村職員共済組合 | 3,209万円 | 0.1% |
全国市有物件災害共済会 | 1,152万円 | 0.0% |
合計 | 416億218万円 | 100.0% |

特別会計
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 | 4億7,798万円 |
地方公共団体金融機構 | 2億8,473万円 |
合計 | 7億6,271万円 |

企業会計
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 | 17億8,221万円 |
地方公共団体金融機構 | 42億5,872万円 |
市中銀行・その他金融機関 | 15億1,459万円 |
合計 | 75億5,552万円 |
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 | 29億715万円 |
地方公共団体金融機構 | 4億2,901万円 |
合計 | 33億3,616万円 |
借入先 | 金額 |
---|---|
財務省 | 63億9,131万円 |
株式会社かんぽ生命保険・ゆうちょ銀行 | 45億5,047万円 |
地方公共団体金融機構 | 42億326万円 |
市中銀行・その他金融機関 | 4,780万円 |
合計 | 151億9,284万円 |

市有財産の状況(平成30年3月31日現在)
- 土地
1,735,395.70㎡ - 建物
407,844.54㎡
基金 | 金額 |
---|---|
財政調整基金 | 34億2,739万円 |
公共施設整備基金 | 13億2,346万円 |
都市基盤整備基金 | 12億6,799万円 |
職員退職手当基金 | 10億2,742万円 |
稲沢市民病院施設等整備基金 | 9億8,818万円 |
福祉基金 | 7億8,313万円 |
公共下水道事業基金 | 7億6,768万円 |
国民健康保険事業基金 | 7億5,287万円 |
介護給付費準備基金 | 6億7,308万円 |
減債基金 | 6億1,448万円 |
土地開発基金(現金) | 3億9,737万円 |
地域づくり事業基金 | 3億11万円 |
植木産業振興事業基金 | 1億4,291万円 |
廃棄物処理事業基金 | 1億3,247万円 |
尾張国分寺跡史跡整備基金 | 1億126万円 |
祖父江霊園事業基金 | 9,172万円 |
文化振興基金 | 7,667万円 |
農業集落排水事業基金 | 6,910万円 |
久納奨学基金 | 5,000万円 |
美術品等購入基金 | 4,238万円 |
スポーツ振興基金 | 1,062万円 |
コミュ二ティ・プラント事業基金 | 773万円 |
合計 | 130億4,802万円 |
土地開発基金(土地) | 6,445.85㎡ |

決算説明資料
決算年度別比較や、款別決算の状況、課別の歳入歳出決算の主な内容等を掲載した「決算説明資料」とほぼ同内容のPDFデータです。