ヒートショックに気を付けましょう
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ヒートショックとは
気温が低下する11月ごろから、ヒートショックによる浴槽での事故原因が増加しています。
ヒートショックとは急激な温度の変化により血圧が大きく変動するなど、身体に大きな負荷がかかることで起こり脳卒中や心筋梗塞を発症する可能性が高くなります。
厚生労働省の人口動態調査によると、高齢者の「不慮の溺死・溺水」による死亡者数は高い水準で推移しており、近年では交通事故による死亡者数よりも多くなっています。
事故を防ぐためには、本人だけでなく家族の方など周りの方々もヒートショックに対する意識を持つことが大切です。

ヒートショックを予防するために
- 入浴前に脱衣所や浴室を暖める
- 湯温は41度以下にし、入浴時間は10分以内を目安にする
- 浴槽から急に立ち上がらないようにする
- 食後すぐの入浴や、飲酒後、薬を服用後の入浴は避ける
- 入浴前に周りの方に声を掛ける
入浴事故が発生した場合は、傷病者を浴槽から広い場所に移動してただちに胸骨圧迫などの救命処置を実施してください。
浴槽内から出すことができない場合は、顔が浸からないように浴槽の水を抜いて救急隊が到着するまでできる範囲で救命処置を実施してください。